jinjerがチュートリアル機能の導入で顧客サポートを強化 クラウドサーカスのCSMを活用

2024年9月9日08:25|ニュースリリース公開日 2024年2月22日|ニュースCaseHUB.News編集部
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 人事労務の効率化を支援するクラウドシステムを提供するjinjerは、サポート担当業務の負荷増大に対応するため、スターティアホールディングス子会社のクラウドサーカスが提供するカスタマーサクセスマネジメントツール(CSM)「Fullstar」を導入した。2024年2月、スターティアホールディングスが発表した。

 jinjerが提供する「ジンジャー」は、人事労務や勤怠管理、給与計算、ワークフロー、経費精算、タレントマネジメントなど、人事労務の効率化を支援するクラウドシステムである。人事労務に関する幅広いサービスを提供していることから、機能説明や運用設定等のサポートサービスにも注力している。

 ユーザー企業にとって頼もしいサポートサービスではあるものの、ユーザー企業が増えていく中でサポートサービス担当の人員確保が課題感としてあがるようになってきていた。とはいえ、人員音確保は容易ではなく、サポートサービスのクオリティを担保したまま生産性を向上する仕組みづくりが求められていた。

 そこでjinjerは、「基本的な機能や設定の説明は、お客様自身で進められるようなサポートコンテンツを提供したい」、そして「さらにそのコンテンツは、ジンジャーの画面上から直接参照できるようにしたい」と考え、チュートリアルサービスの導入を検討することになる。

 チュートリアルサービスの選定を進めた結果、jinjerが導入を決めたのはクラウドサーカスのカスタマーサクセスマネジメント(CSM)ツール「Fullstar(フルスタ)」であった。選定に至ったのは「非エンジニアでも簡単にチュートリアルを作成できる」利便性と、「コンテンツの作成ができる仕組み」を評価したため。さらに、Fullstarには進捗を把握できる「チェックリスト」という、他の類似サービスにはないチュートリアル機能があり、これが大きな魅力となった。

 ジンジャーは、サービスの種類・機能が豊富なことから設定項目や手順も多くなるため、このチュートリアル機能がユーザー企業の担当者が設定を進める手助けになると考えた。また、サービス利用の範囲や顧客数に関わらず料金が変わらない点も、選定の決め手の一つになったという。

 jinjerの第3事業本部カスタマーサクセス部CXユニットのシニアマネージャーである横井真司氏は、Fullstarの導入効果について次のようにコメントしている。「これまでは機能の不明点があった場合、チャットサービスに質問をいただくか、お客様自身でヘルプサイトを検索して閲覧するなど、自分から情報を探しに行く手段のみだった。Fullstarの活用により簡易な説明をジンジャーの画面内に表示できるようになり、詳細説明をしている動画やヘルプサイトへつながる導線も設置できるようになった」

 同社は今後、Fullstarのログを活用してコンテンツの追加や改良を進めるだけでなく、導入・運用の際にユーザー企業がどこでつまずいているかも分析し、より快適にジンジャーを活用してもらうためのサポートを提供していく方針だ。

ニュースリリースURL
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000258.000016877.html