JNC、インテックのEDIアウトソーシングサービスでシステム運用を効率化、BCP対策も強化

2024年9月9日07:50|ニュースリリース公開日 2024年7月2日|ニュースCaseHUB.News編集部
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 JNCは、企業間電子データ交換(EDI)システムの運用を効率化するため、インテックの「EDIアウトソーシングサービス(EINS/EDI-Hub Nex)」を採用した。7月2日、TISインテックグループのインテックが発表した。

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「EDIアウトソーシングサービス」の導入イメージ

 JNCは液晶材料、有機EL、樹脂、繊維、肥料などを中心に化学品の製造販売事業を展開しており、EDIは日々の商取引や銀行、取引企業との電子データ交換を円滑化するための重要なシステムとなっている。しかし、従来の自社運用ではEDIシステムがブラックボックス化し、運用マニュアル頼みで、イレギュラーなトラブル対応が難しい状況だった。また、24時間365日データ通信が稼働していることから、システム障害発生時のBCP対策も課題となっていた。

 そこでJNCは、クラウド移行をはじめとする外部サービスの利用を検討。インテックの「EDIアウトソーシングサービス」は、EDIサービスにおける豊富な運用実績、コストパフォーマンス、障害発生時のコンサルティングなど、トータルとして充実した運用サポート体制が評価され、採用に至った。

 インテックの「EDIアウトソーシングサービス」の導入により、JNCはブラックボックス化した社内システムのアセスメントや専門家によるコンサルティングを受けられるようになる。また、DRサービスメニューにより遠隔バックアップなどのBCP対策が可能になり、運用も2拠点体制となるため、首都圏地区での災害発生時にも業務を継続することができる。さらに、主要な基幹部分を全て二重化し、完全無停止(計画停止は除く)とすることで高信頼性・高パフォーマンスと運用負荷軽減を実現するほか、24時間365日対応可能なヘルプデスクも利用可能となる。

 インテックは、約40年以上にわたる流通業界VAN運用実績をもとに、JNCのビジネスパートナーとして、今後も安定的なEDIサービスを提供していくという。また、社内システムとの連携やDXなどEDI周辺のソリューションについても支援していくとしている。

ニュースリリースURL
https://www.intec.co.jp/news/2024/0702_1.html