ネオスは、従業員の安全教育および品質教育の基盤として、ラキールの動画配信型教育サービス「LaKeel Online Media Service」を採用した。2月3日、ラキールが発表した。1月から運用を開始しており、化学薬品を取り扱う製造現場における安全管理の高度化や、コンプライアンス意識の浸透を図る。多様な教育コンテンツを活用することで、安全で健全な職場環境の形成と製品品質のさらなる向上に努める。
ネオスは1950年創業の精密洗浄・精密研磨技術を強みとする総合技術企業だ。半導体や自動車産業向けに工業用化学薬品の製造・販売を展開している。同社では従来、製造現場での安全管理活動や小集団活動による危険予知訓練(KYT)を定期的に実施し、安全委員会を通じた啓発活動にも注力してきた。しかし、長年の取り組みにより活動が形式化、マンネリ化していることが課題となっていた。また、KYTにおける最新の知見が不足している点や、顧客が求める品質水準の高度化に伴う効果的な教育手法の確立が急務となっていた。
特に、作業手順の誤りや確認不足によるヒューマンエラーが品質に与える影響について、従業員一人ひとりが深く理解する機会の創出を模索していた。職場全体にコンプライアンス遵守の意識を定着させるための教材の充実も必要としていた。
LaKeel Online Media Serviceの採用にあたり、1本あたり2分から3分程度の短時間動画で構成されている点を評価した。これにより、業務の隙間時間を活用した継続的な学習が可能になる。また、多様な分野をカバーする豊富なコンテンツが揃っており、重要事項を反復して学習できる点や、全社員に対して均一な教育内容を提供できる点も決め手となった。
ネオスは同サービスを、新入社員への導入教育や小集団活動でのKYT、5S、品質教育の教材として活用する。さらに、所属長が指定する重要項目の理解度確認や、社員の空き時間を利用した自主学習にも役立てる。動画内容の理解度を高めるための運用方法を検討し、より実践的で日常的な教育体系の構築を目指す。
今回の導入により、ネオスは教育内容が世間の水準に合致しているとの安心感を持って教育活動を推進できている。同社は、社員一人ひとりの意識向上を通じて、心身ともに安全で働きやすい職場づくりを加速させる。
ネオスの導入担当者は、LaKeel Online Media Serviceはすでに多くの企業で利用されている実績があり、自社の安全・品質・コンプライアンス教育が世間の水準から遅れているのではないかという不安を抱くことなく、安心して推進できると判断したと説明している。社員の意識を高め、働きやすい職場づくりにつなげていきたいとしている。