タカギ、業務プロセス改革で会計基盤を刷新 KPMG支援でマイクロソフトのERP適用

2026年7月28日09:00|ニュースCaseHUB.News編集部
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 タカギは、全社視点での業務プロセスの最適化と統一化に向け「Microsoft Dynamics 365」を採用した。7月27日、導入を支援するKPMGコンサルティングが発表した。標準機能を最大限に活用する方針のもと、第1ステップの会計領域では要件定義から約1年で本稼働へ至った。現在は第2ステップとして販売管理領域への適用を進めており、市場変化へ迅速に対応できる基盤づくりを目指す。

 タカギは浄水器事業や散水事業、金型事業を展開し、企画設計から製造、販売、アフターサービスまでを一貫して手掛けている。しかし、このような垂直統合型の事業運営を長年続けてきた結果、従来の業務手順や個別最適化されたシステム構成が固定化し、ビジネス環境の変化に対する迅速な対応や将来の拡張性に課題が生じていた。そのため、全社的な視点で業務を見直し、持続可能な基盤を再構築することが求められていた。

 こうした背景から、同社は新たなERPとしてDynamics 365を採用し、支援パートナーとしてKPMGコンサルティングを選定した。KPMGコンサルティングは自身の業務改革手法「KPMG Powered Enterprise」を活用し、プロセスの改善と統一された運用フローの構築を支援。製品の標準機能を徹底して活用する「Fit to Standard」のアプローチにより、アドオン開発を抑え、将来のバージョンアップにも柔軟に対応できる仕組みを整えた。

 段階的に進められたプロジェクトにおいて、会計領域の刷新では業務の標準化によって要件定義から約1年という短期間での本稼働を達成した。業務手順の統一により運用負荷の低減と、変化に即応できる体制を確立した。

 今後は、事業の中核となる販売管理領域へのDynamics 365適用に向けた構築を進める。KPMGコンサルティングの継続的な支援のもと、主要業務全体でのプロセス統一とデータ連携を推進し、製造から販売まで一貫した強みを支える経営基盤の確立を図る。

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