保険とみらい、LINE通知メッセージで顧客接点を強化

2024年12月10日23:44|ニュースCaseHUB.News編集部
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 インターグが運営する総合保険サイト「保険とみらい」は、LINE公式アカウントの拡張ツール「ソーシャルPLUS」を活用したLINE通知メッセージの配信を開始した。2024年12月10日、ソーシャルPLUSが発表した。資料請求や見積り依頼をしたユーザーに対し、LINEで通知を送信することで利便性の向上を図る。

 保険業界では、顧客とのコミュニケーションにおいて、電話はつながりにくく、メールは開封率が低い課題がある。重要な通知が見落とされることで、ユーザーが関心を持ったタイミングで適切な情報を提供できず、保険の比較検討がスムーズに進まないケースも見られる。

 LINE通知メッセージは、LINEに登録されている電話番号と企業が保有する電話番号をハッシュ化して照合し、LINE公式アカウントの友だち登録の有無に関わらずメッセージを配信できるサービス。保険とみらいでは、LINE通知メッセージを活用し、資料請求をしたユーザーには資料ダウンロード受付完了のお知らせと資料URLを、見積りを依頼したユーザーには見積り結果を通知する。ユーザーはLINEを通じタイムリーに通知を受け取れ、見落としを防げる。

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保険契約満期のリマインド通知イメージ

 インターグの簾谷氏は、「保険とみらい」ではこれまで電話やオンラインチャットでユーザーをサポートしてきたが、今回新たにLINE通知メッセージを導入したとコメント。ソーシャルPLUSを選定した理由として、LINE通知メッセージの導入実績が豊富で、必要な機能だけを安価に導入できる点を挙げている。また、最適なメッセージ内容についても適切なアドバイスをもらえたという。

 LINE通知メッセージの導入により、資料請求や見積り依頼をしたユーザーがLINE公式アカウントを友だち追加する機会が増加。LINE上で継続的に接点を持ち、保険選びに役立つ情報提供やサポートが可能になった。簾谷氏は、今後もLINE公式アカウントを通してユーザーとの継続的な接点を持ち、保険検討に役立つ情報の提供やチャットサポートなど、便利なサービス提供に努めていくと述べている。

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