ワールドインテック、LINE活用で自社集客を強化 再応募を促進し応募数140%達成

2026年1月16日16:16|ニュースCaseHUB.News編集部
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 製造業人材派遣のワールドインテックは、LINEマーケティングツール「Mico Engage AI」を採用した。1月16日、同ツールを提供するMicoが発表した。外部の求人メディアに依存しない自社集客力の強化を目的に、過去の応募者との継続的な接点を構築。導入から半年間で、LINE経由の応募数が目標比140%に達するなど、採用効率の向上を実現している。

 ワールドインテックは、製造業特化型のお仕事探しメディア「工場求人ワールド」を運営し、日本のものづくり現場を支える人材サービスを展開している。近年、観光業や飲食業への人材流出による慢性的な人手不足に加え、求職者のニーズ多様化への対応が課題となっていた。

 同社は従来、外部メディアや人材紹介会社を通じた集客に重きを置いていたが、コスト負担の増大や、自社で人材を集める力の醸成が急務となっていた。特に、過去に応募経験のある求職者との継続的なコミュニケーション手段を持たないため、貴重な人材との接点を失っていることが大きな懸念点だった。

 こうした背景から、同社は外部依存から脱却し、オウンドメディアを中心とした自社集客へと戦略を転換。過去の応募者を含む求職者と「つながり続ける」採用体験を実現するため、製造業派遣分野での実績が豊富なMico Engage AIの導入を決定した。選定にあたっては、1対1のトーク機能によるきめ細やかな個別対応ができる点や、システム初心者でも配信設定やレポート分析が容易に行える操作性を評価した。

 導入後は、LINEを活用したCRM(顧客関係管理)戦略を本格化させた。採用管理システムに登録されている過去の応募者に対しLINE登録を促し、属性に応じたセグメント配信や、段階的に情報を届けるステップ配信を実施。求職者の温度感に合わせたアプローチを徹底した。また、個別の求人情報だけでなく「即日内定が出る求人特集」といった特集形式のコンテンツを配信することで、高い反応率を得ることに成功した。

 運用の効率化も進んでいる。1対1のトーク機能を活用し、面接のキャンセル防止やURLの送付をスピーディーに行うことで、面接への移行率が改善された。チーム内で対応状況を共有できる権限管理機能により、対応漏れを防ぐ体制も構築している。

 これらの取り組みの結果、導入半年でLINE経由の応募数は目標の1.4倍に拡大した。現在の応募者や入社者の多くを過去の応募経験者が占めており、CRMの強化が再応募の掘り起こしに直結しているという。

 今後は、採用管理システムとMico Engage AIのデータ連携をさらに深め、応募数の拡大と面接予約までの歩留まり改善を加速させる方針だ。社内で推進するAI活用とも組み合わせ、求職者一人ひとりに最適化されたマッチングの実現を目指す。

 ワールドインテック事業統括本部FC事業部FC採用部FC採用統括企画グループFCWEBマーケティング課課長の皆川氏は、「自社集客力を高める戦略へ舵を切り、LINEを活用した応募促進施策に注力している。導入後半年間で過去応募者への継続的なアプローチが実現し、大きな成果に結びついた。今後はさらに連携を強化し、求職者に選ばれる採用体験を目指したい」と話している。

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