大日本塗料、Microsoft 365移行で内製化加速 伴走支援により3カ月でポータル構築

2026年4月25日21:42|ニュースCaseHUB.News編集部
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 大日本塗料は、グループウェアの刷新と運用体制の内製化を目的に、カコムスが提供する「Microsoft 365 運用保守支援サービス」を採用した。4月24日、カコムスが発表した。伴走型の支援を通じて、旧システムからの移行を当初計画より短縮して完了させたほか、自社主導でシステムの改善・運用を行える体制を構築した。

 大阪市に本社を置く大日本塗料は、防食技術などを強みとする総合塗料メーカーだ。同社では長年利用してきた旧グループウェアのサービス終了を控え、業務基盤の「Microsoft 365」への移行が急務となっていた。メールの切り替えは先行して完了していたものの、社内ポータルや掲示板などの機能が旧環境に残されており、将来的な内製化を見据えつつ、実務ベースで相談できる専門パートナーを求めていた。

 カコムスの採用にあたっては、SharePointによるポータル構築の深い知見に加え、ユーザー側が主体的に手を動かすことを前提とした伴走型の支援スタイルを評価した。また、必要に応じて対面でのやり取りが可能な関西圏に拠点があることや、利用状況に合わせて対応時間を調整できる柔軟な時間制の料金体系も決め手となった。

 導入プロジェクトでは、毎週の打ち合わせを通じて課題を一つずつ解消するスタイルを採用。カコムスの支援のもと、旧機能の整理とSharePointへの移行を効率的に進めた結果、約3カ月という短期間で新ポータルへの切り替えを完了させた。移行直後に増加した社内からの問い合わせに対しても、同サービスを活用して迅速に対応したことで、安定した運用体制を早期に確立した。

 今回の取り組みにより、権限設定やライブラリ構成といった高度な運用ノウハウが社内に蓄積され、担当者の対応範囲が拡大した。現在ではグループ会社からのポータル作成依頼に対しても、自社スタッフが主導して対応できるレベルまで内製化が進展している。

 今後は、さらなるセキュリティ対策の強化や、Power Platformを活用した業務の自動化、AIの活用などに取り組む。大日本塗料管理本部システム部の猪口高士氏は、「自ら作業するなかで詰まった際に一緒に考えてもらえる体制が、内製化の大きな前進につながった。今後は蓄積したノウハウを活かし、さらなるDXを推進していきたい」としている。

ニュースリリース