MIRARTHホールディングス、グループの会計基盤をクラウドERPで統一 ガバナンスを強化

2026年6月12日10:50|ニュースCaseHUB.News編集部
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 MIRARTHホールディングスは、大手企業向けクラウドERP「HUE」を採用した。6月9日、同システムを提供するワークスアプリケーションズが発表した。グループ各社の会計データを一つのシステムに集約して財務情報を可視化し、事業別の収支をリアルタイムで把握できる体制を整えることで、業務効率化とガバナンス向上を図る。

 不動産事業をはじめ、エネルギー事業やアセットマネジメント事業など多角的に事業を展開する同社は、これまでグループ会社ごとに異なる会計システムを運用していた。そのため、グループ全体の財務情報を一元的に管理できず、経営状況の迅速な把握が課題だった。さらに、紙の帳票や表計算ソフトに依存した手作業による業務が多く残っており、経理部門の業務負担が大きかったことから、既存のシステムを刷新して新たな会計基盤を構築する必要に迫られていた。

 新たな会計基盤としてHUEを選定した決め手は、日本の商慣習に即した設計となっている点や、独自開発に頼らない標準機能を備えている点だったという。標準機能をそのまま利用することで、将来のバージョンアップやシステムの保守にかかる運用負荷を大きく減らせると評価した。

 HUEの稼働により、これまで各社に分散していた会計データが単一のシステムに集約される。財務情報の一元管理と可視化が進むことで、管理会計の精度が上がり、グループ全体のガバナンス強化につながると見込む。特に、これまでは把握が難しかった事業別の収支を正確かつリアルタイムに確認できるようになり、経営判断の迅速化と精度の向上が期待できるという。さらに、表計算ソフトを使ったり、手作業で実行したりしていた経理部門の業務が大幅に削減されるため、生産性向上にもつながるとみている。

 また、同社執行役員でグループDX&VX戦略部長を務める安田健氏は、HUEのAI機能を活用することで、「数字に日常的に触れていないメンバーに対しても現状の把握や示唆が示せることで、利用のハードルを下げられるのではないかと期待している」としている。

ニュースリリース