MIXIは、QA業務の属人化解消とリリース品質向上を目的に「品質ソリューション支援サービス」を採用した。6月5日、同サービスを提供するテクバンが発表した。
MIXIは、「豊かなコミュニケーションを広げ、世界を幸せな驚きで包む。」というパーパスのもと、SNS「mixi」やスマートフォン向けゲームアプリ「モンスターストライク(モンスト)」などを展開する。モンスト開発部QAグループは、同社の人気タイトルであるモンストに関する品質保証を担当しているが、2021年頃から短期間での人員入れ替わりや繁忙期の業務量増大により、ナレッジやノウハウの属人化が課題となっていた。
こうした状況を受け、MIXIはテクバンの品質ソリューション支援サービスの導入を決めた。選定にあたっては、テクバンのメンバーが持つ高いコミュニケーション力や、MIXI独自の「ユーザーサプライズファースト」という文化への適応力、さらに柔軟な人員対応力と迅速な改善対応が評価された。
2021年に1名のテクバンメンバーがQAグループに加わり、その後も継続的に支援体制を拡充している。特に、毎年夏に開催される大規模イベント「DREAMDAZE(旧XFLAG Park)」の特設サイトなど、業務量が急増するタイミングでは、常駐メンバーの下に一時的に人員を増やすなど、臨機応変なサポートが実現されている。
導入効果としては、QA業務におけるコミュニケーションの活性化や、リリースフローの円滑化、バグの早期発見、リリース精度の向上といった成果が挙げられている。テクバンのメンバーが主体的にエンジニアと直接コミュニケーションを取ることで、情報共有がスムーズとなり、MIXI社内でもこの"直コミュニケーション"が広がりつつある。
MIXIは今後も「モンスターストライク」のさらなる長期的な成長を目指し、QAチームのレベルアップやAI活用・自動化など新技術の導入にも積極的に取り組む方針を示している。
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