千葉銀行は、BIPROGYとMoneythor社が共同で提供するデジタルコミュニケーションサービス「Moneythor」を採用した。7月2日、BIPROGYが発表した。千葉銀行は、一人ひとりに合わせたコンテンツの提供で顧客とのエンゲージメントを向上を目指す。
千葉銀行は「地域に寄り添うエンゲージメントバンクグループ」をビジョンに、顧客中心のビジネスモデルへの進化に取り組んでいる。日常的なコミュニケーションをより深い信頼関係構築の起点と捉え、「ちばぎんアプリ」を通じた顧客との双方向コミュニケーションによるエンゲージメント強化を目指し、Moneythorを採用した。
Moneythorは、金融機関が保有するデータ活用でパーソナライズされたレコメンドやキャンペーン情報を最適なタイミングで配信し、デジタルチャネル上で顧客とのエンゲージメントを強化するサービス。 BIPROGYはMoneythorのパーソナライズ・レコメンデーションサービス基盤運営経験を生かし、千葉銀行独自のMoneythor稼働環境構築とアプリ機能実装の内製化を支援する。これにより「ちばぎんアプリ」上で顧客一人ひとりに合わせたコンテンツ提供が可能となり、エンゲージメント向上を実現する。
Moneythorは、デジタルチャネル上での顧客エンゲージメント強化のために、デジタルチャネル上での双方向のコミュニケーションの実現に加え、エンゲージメントを強化するためのアプリ機能の実装などを提供する。
千葉銀行は期待される効果として、顧客との接点の日常化や顧客情報の取得、金融サービス提案機会の拡大などをあげる。千葉銀行は、ちばぎんアプリとリアルチャネルを連動させた顧客体験提供も検討しており、BIPROGYとMoneythorはMoneythor提供を通じて千葉銀行の新たな顧客体験創出を支援する。
ニュースリリースURL
https://www.biprogy.com/pdf/news/topics_240702.pdf