NECがビジネス向けリアルタイム音声翻訳ソリューション「DeepL Voice」を世界初導入

2025年1月16日09:00|ニュースCaseHUB.News編集部
x
hatebu

 NECが、DeepLのリアルタイムAI音声翻訳ソリューション「DeepL Voice」を導入した。1月7日、DeepLが発表した。NECは、グローバルでのオンライン会議における言語の障壁を取り除くため、この製品をMicrosoft Teamsに統合し、2024年12月1日から活用を開始している。

 NECは、50カ国以上で事業を展開するグローバル企業であり、社内DXを積極的に推進している。同社は、国際的なコラボレーションの強化を目指し、オンライン会議での言語の課題を解決するために、DeepL Voiceの導入に至った。NECでは、以前からDeepL ProとAPIを組織内で幅広く利用しており、2024年初めからはDeepL Voiceベータ版のテストに参加、製品開発にフィードバックを提供していた。

 NECは、自社を「ゼロ番目のクライアント」と位置づけ、新しい技術を積極的に取り入れ、その知見を顧客や社会に提供する「クライアントゼロ」戦略を推進している。今回の「DeepL Voice」導入もその一環で、自社における業務効率化だけでなく、グローバルコミュニケーションの進化を期待している。NECの執行役Corporate EVP 兼 CIO 兼 コーポレートIT・デジタル部門長の小玉浩氏は、「ビジネスにおける言語の壁を超え、五感を駆使したコミュニケーションの進化を目指す」と述べている。

 DeepL Voiceは、オンライン会議用の「DeepL Voice for Meetings」と、対面会話用の「DeepL Voice for Conversations」の二つの製品から構成される。会議参加者は、各自の言語で発言でき、他の参加者は翻訳されたキャプションをリアルタイムで受信でき、言語の壁を意識することなくコミュニケーションが可能となる。現在、英語、ドイツ語、日本語、韓国語など13言語で音声入力が可能で、翻訳されたキャプションはDeepL翻訳がサポートする33言語全てで利用できる。

ニュースリリース