NEXCO西日本サービス関西、Wi-Fi 6E活用でオフィス通信を高速化

2026年1月21日22:48|ニュースCaseHUB.News編集部
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 西日本高速道路サービス関西(NEXCO西日本サービス関西)は、2025年7月のオフィス移転に伴うネットワーク環境の刷新を目的に、バッファローのWi-Fi 6E対応アクセスポイント「WAPM-AXETR」とマルチギガ対応スイッチ「BS-MS2016P」を採用した。1月21日、バッファローが発表した。新オフィスのWi-Fi環境を高速化・安定化させることで、Web会議の品質向上やペーパーレス化による業務の効率化を目指す。

 NEXCO西日本サービス関西は、近畿一円にある約180か所の高速道路料金所の料金収受業務を担うNEXCO西日本のグループ企業。同社では、料金所で発生するトラブル報告や顧客対応のフィードバックなど、迅速な情報共有が求められる業務を数多く抱えている。しかし、従来のオフィス環境では有線接続が中心であり、Web会議への対応が十分ではない課題があった。

 旧オフィスでは、コロナ禍によるWeb会議の増加を受けて会議室に限定してWi-Fi環境を整備していた。しかし、通信容量の不足から映像のフリーズや音声の途切れが多発し、その度に社員が有線接続へ切り替える手間が発生していた。こうした状況を改善し、業務スピードを支える高速で安定したネットワークを構築するため、オフィス移転を機に通信環境の全面的な見直しを決めた。

 新ネットワークの構築にあたり、最新規格であるWi-Fi 6E対応のWAPM-AXETRを採用した。移転先のオフィスは空港に近く、DFS(動的周波数選択)による気象レーダー等の干渉が懸念される立地だったが、干渉を受けにくい6GHz帯を利用できるWi-Fi 6Eを選択することで安定した通信環境を確保した。また、2.5Gbpsの高速回線とマルチギガ対応のBS-MS2016Pを組み合わせることで、10名以上が参加するWeb会議や大容量データの転送時でも遅延の少ない環境を整えている。

 新たな通信基盤の導入により、オフィス全域で高速なWi-Fiが利用可能になった。WAPM-AXETRに搭載された「ローミング支援機能」により、社員がノートPCを持って社内を移動しても通信が途切れにくくなった。これにより、デスクを離れた場所での打ち合わせやリアルタイムでの資料共有が容易になり、部署間をまたぐコミュニケーションの活性化につながっている。

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 導入効果として、Web会議における通信トラブルは解消された。映像や音声が安定したことで会議中のストレスが軽減され、有線への切り替え作業も不要になった。また、PCを持ち運んでその場で情報を共有できる環境が整ったことで、紙資料やUSBメモリによるデータの受け渡しが減少。当初の目的であったペーパーレス化の促進と、業務効率の向上を同時に達成している。

 NEXCO西日本サービス関西総務部総務課課長代理の大徳亮氏は、「料金所でのトラブル対応など、迅速な情報伝達が求められる業務においてWi-Fiは業務スピードを支える重要な要素だ。新たなネットワークでは高速性と安定性を重視した。安定した通信環境により、快適なWeb会議が可能になった」と話している。今後は、整備されたWi-Fi環境を最大限に活用し、さらなる働き方改革や業務の高度化を推進していく。

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