興安計装が「NICE CXone」で東西コンタクトセンターの連携強化　在宅勤務にも対応

　松山市に本社を置くシステムインテグレーターの興安計装は、ナイス（NICE）のクラウドコンタクトセンターソリューション「NICE CXone」を導入した。1月23日、ナイス日本法人のナイスジャパンが発表した。コンタクトセンターの拠点間連携を強化し運用の弾力性を高めたほか、スタッフが快適に業務に取り組むことができる環境も整備したという。

　興安計装は保守・運用に強みを持ち、24時間365日・有人体制の自社オペレーションセンターを活用したマネージドサービスブランド「Owlook」を提供する。コンタクトセンター業務の拡大に伴い、東京と関西の両拠点の連携を強化するための基盤となるソリューションの導入を検討していた。最終的に「音質の良さ」「管理画面とレポーティングの分かりやすさ」を評価し、NICE CXoneを採用した。

　NICE CXoneはエージェント画面がブラウザで動作するため、在宅勤務に柔軟に対応できるようになったという。また、CXoneからの着信とWindowsの通知機能を連動させることで、エージェントの利便性も大きく向上したとしている。東西のヘルプデスクを連携させることで、採用などの人的コストを抑える効果も見込む。

　導入にあたっては、ログイットがプライムSIerとして参画。構築は約2カ月で完了し、既に稼働を開始している。

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