NTT厚木研究開発センタ、廃液処理設備の制御盤更新でNECファシリティーズを採用

2024年9月9日08:10|ニュースリリース公開日 2023年11月28日|ニュースCaseHUB.News編集部
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 日本電信電話(NTT)の厚木研究開発センタが、廃液処理設備の制御盤更新をNECファシリティーズに発注した。2023年11月、NECファシリティーズが発表した。設備運用・現場管理のノウハウとIoT技術を活用し、安全性向上と省人化を目指す。

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豊富な現場知見にIoT技術を融合した制御盤を設計・施工

 NTT厚木研究開発センタは、情報通信分野における最先端の部品・材料・システムの基礎・基盤研究開発拠点として24時間365日稼働している。今回の更新では、既存設備を止めることなく工事を行う必要があり、排気や廃水のライン変更など安全かつ確実な切り替え作業が求められる。

 NECファシリティーズは、これまでも同研究開発センタの環境付帯設備の構築やリニューアルを手掛けており、設備稼働状況や特性、工程を熟知している。複雑な工事でも停止リスク回避を最優先に安全・安心な工事を実施してきた実績が評価され、今回の受注につながった。

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NTT厚木研究開発センタ

 更新される制御盤設備は2024年8月の稼働開始を予定している。NECファシリティーズは、50年以上にわたり培った設備運用・現場管理の知見とIoT技術を組み合わせることで、遠隔での確認操作やIT機器による合理的なデータ管理を可能にする。これにより、施設全体の最適化が図れ、安全性向上ならびに省人化を実現する。

 NECファシリティーズは電力、空調、排水処理設備などの総合的な管理技術を強みとしている。今回のプロジェクトでは、設備構築後の効率的な運転管理を見据えて、安全性の向上と省人化を両立する総合監視設備を提案・導入し、最適な施設運営を目指す。

 同社は製造業向けに工場のライフサイクルマネジメントをTotal IFMで支援しており、今後も環境負荷およびリスク低減に向けた改修工事、メンテナンス工事、工場建設、施設管理の各領域において、総合的な課題解決を提供していく方針だ。

ニュースリリースURL
https://www.necf.jp/news/press/20231128.html