ビートレンド、サービス基盤をOCIで刷新 データ処理を高速化しAI活用見据える

2026年8月13日14:40|ニュースCaseHUB.News編集部
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 ビートレンドは8月13日、自社サービスのインフラをOracleのクラウドサービス「Oracle Cloud Infrastructure」(OCI)に移行し、本格運用を開始したと発表した。日々拡大するデータの高速処理と情報配信の安定化を図った。今後はAIを活用したデータ分析基盤としての機能拡張も推進し、サービスの高度化を目指す。

 ビートレンドは、スマートフォンなどを活用して企業が顧客に情報を配信するCRMプラットフォーム「betrend」を開発、提供している。飲食店や小売店、サービス業を中心に導入され、会員管理やポイントシステム、アプリを通じたプッシュ通知などを一元管理するツールとして店舗のデジタル施策を支援してきた。

 近年、デジタルマーケティングの浸透に伴い、システムで扱う顧客データや購買データ、アプリへのプッシュ通知やメールの配信数は急増傾向にあった。そこで同社は、膨大なデータ処理を今後も遅延なく安全に実行し続けるため、サービスインフラの刷新を決断。OCIのサービスの一つで、Exadata基盤をクラウドで利用できる「Oracle Exadata Database Service」を採用した。

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betrendの全体構成(出典:ビートレンド

 今回のインフラ移行により、大量の会員データやポイント処理の負荷が大幅に軽減されたという。アクセスが集中する時間帯でも、これまで以上に高速で安定したシステム運用が可能になった。また、OCIに標準で組み込まれているセキュリティ機能を活用し、betrendのユーザー企業が顧客から預かる個人情報や購買データを保護する体制も強化した。

 新インフラの整備には、同社が2026年4月に発表したAI時代を見据えた新戦略「betrend Agent-Readyプロジェクト」の基盤を確立するという狙いもある。AIが安全かつ高速にデータを扱える次世代のデータ基盤をあらかじめ構築することで、将来的な機能拡張に備えた。

 今後は、OCIが提供する最新のデータ分析サービスや、生成AI、機械学習技術との連携を視野に入れている。蓄積されたビッグデータを基に、個々の顧客に合わせた分析や予測マーケティングを可能にする次世代機能の開発を進める考えだ。

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