八洲電機、基幹システムをオラクルのクラウド・スイート製品で全面刷新

2024年9月9日08:50|ニュースリリース公開日 2024年7月4日|ニュースCaseHUB.News編集部
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 八洲電機は事業変革や市場環境の変化への対応力を強化するために、基幹システムをオラクル(Oracle)の「Oracle Fusion Cloud Applications Suite」で全面刷新する。7月4日、日本オラクルが発表した。2025年11月の稼働を目指す。

 八洲電機は電機制御システム、電源システム、空調システムのコア技術に強みを持つエンジニアリング会社。1946年に電気機械器具を扱う商社として創業し、その後、エンジニアリングサービスを主軸とする企業に変化した経緯もあり、基幹システムの刷新でも、変化への対応のしやすさを重視して製品選定を進めた。

 Oracle Fusion Cloud Applicationsはクラウドプラットフォーム上で財務、サプライチェーン、カスタマー・エクスペリエンスのデータを一元管理でき、四半期ごとのアップデートでセキュリティを含む最新機能が追加されるため、変化対応力のニーズを満たすと評価。ハードウェアの更改も不要で、システムの保守・運用の負荷を軽減できる点も選定のポイントになった。

 具体的な製品としては、Oracle Fusion Cloud Applicationsのラインアップに含まれる「Oracle Fusion Cloud ERP」「Oracle Fusion Cloud EPM」「Oracle Fusion Cloud SCM」、オラクルのカスタマー・エクスペリエンス製品群「Oracle Configure, Price, Quote(CPQ)」を含む「Oracle Sales」、さらには「Oracle Cloud Infrastructure」製品群を採用した。導入は日本オラクルのコンサルティング・サービス部門が支援する。

ニュースリリースURL
https://www.oracle.com/jp/news/announcement/yashimadenki-selects-fusion-cloud-applications-2024-07-04/