PHONE APPLI、テックタッチ活用で顧客の自走を促進 顧客エンゲージメント向上へ

2025年11月18日20:37|ニュースCaseHUB.News編集部
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 PHONE APPLIは、テックタッチのAI型次世代デジタルアダプションプラットフォーム(DAP)「テックタッチ」を採用した。11月18日、テックタッチが発表した。オンボーディングの効率化と多機能の周知不足といった課題を解決し、顧客エンゲージメントの向上を目指す。将来的にアップセルやクロスセル施策への活用も視野に入れ、さらなる売上アップに貢献したい考えだ。

 PHONE APPLIが提供するコミュニケーションポータルの「PHONE APPLI PEOPLE」は、人材やスキルの可視化、名刺管理、各種ビジネスツールとの連携など多機能性を強みとし、7000社以上(2025年10月時点)の企業に導入されている。しかし、多機能ゆえに全ユーザーへのきめ細やかな導入支援が難しく、機能の活用が不十分なことが解約につながる可能性を抱えていた。また、便利な機能や効果的な活用方法を全体に周知する手段が、ミーティングでの個別案内に限られていたことも課題だった。そこで、システムの持つ本来の価値を全ユーザーに効率的に認知してもらうため、テックタッチの採用を決定した。

 テックタッチの導入により、オンボーディング時に説明していた箇所をガイダンスに置き換え、顧客の自走を促せるようになった。具体的には、初期設定をスムーズにするセットアップガイドのポータル化や、セミナーの導線設置による集客数アップ、ヘッダーへの新機能リリースガイド設置による認知度向上が実現している。

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 PHONE APPLIの柴本氏は、テックタッチの導入により、これまでメールだけではリーチしきれていなかった層にも、セミナーの告知や新機能リリース案内を画面上に出してリーチできるようになったと述べている。また、画面上でのタッチポイントを簡単に増やせたことで、結果として顧客エンゲージメントも向上していると考えている。

 同社は、経営陣もテックタッチに大きな期待を寄せており、今後は新規導入社数の伸びが緩やかになることを見据え、アップセルやクロスセル施策にテックタッチを積極的に活用し、売上アップに貢献していきたいとしている。

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