化粧品や雑貨販売などを手掛けるよーじやグループは、「マネーフォワード クラウド経費」の採用を決めた。グループの経理業務や経費精算申請・承認といった業務の効率化を図る。10月17日、マネーフォワードが発表した。
よーじやグループは「あぶらとり紙」などで知られる創業120年の老舗。従来、経費精算業務は紙ベースで行っており、従業員、経理担当者とも作業の手間がかかり、申請から承認までのプロセスがスムーズに進まないという課題があったという。また、手作業で紙の書類を回覧、押印するため、経理担当の業務履歴や従業員の経費データの管理もしづらく、経理業務の属人化や従業員の経費利用状況の振り返りが難しく、経費の見直しも困難だった。
こうした課題の解決策として、同社は経費精算アプリケーションの導入を検討。費用対効果、画面の見やすさや操作性の高さ、交通系サービスとのスムーズな連携を評価し、マネーフォワード クラウド経費を選定したという。
よーじやグループの疋田志帆氏は、「マネーフォワード クラウド経費の導入により、経費精算業務の工数や手間を大幅に減少できる見込み。空いた時間を活用して、これまで手が回らなかったコア業務に着手できることを期待している。また、システム上に過去のデータが蓄積されることで経費の分析や振り返りが容易になり、さらなる業務改善を図れると考えている」とコメントしている。