ゼスト、サブスク管理サービス導入で契約管理業務を効率化

2024年11月23日16:38|ニュースCaseHUB.News編集部
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 在宅医療・介護業界向け収益改善プラットフォーム「ZEST」を提供するゼストは、サブスクリプションビジネス管理サービス「ソアスク」を導入した。11月22日、オプロが発表した。

 ゼストは「ZEST SCHEDULE」など在宅医療・介護サービスの訪問スケジュール管理をAIで支援するツールを提供し、業界のDX推進に貢献している。超高齢社会に伴い需要が増加する中、事業規模と人員を拡大する中で契約管理体制の強化が急務となっていた。

 取引先が限られていた当初はスプレッドシートによる契約管理が可能だったが、事業拡大に伴い限界が見え始めた。特に料金プランの多様化や取引先の利用状況に応じたアップセル提案が求められる環境では、個別の契約管理に多大な工数がかかり、人的ミスのリスクも増大していた。顧客数が将来的に1000~2000件規模に達することを見据え、管理業務の効率性と正確性を兼ね備えたツールが必要となり、ソアスクの導入を決定した。

 ソアスクを選定した理由は、見積提案から契約・請求管理までのフローが一気通貫で実現でき、既存の業務フローに適応しやすい点だった。導入・運用コストの面でも、将来の業務拡大を見据えた柔軟な対応可能なことが評価され、選定の決め手となった。

 ソアスク導入により、契約管理や請求書発行業務の効率が格段に向上した。従来、画一的でない契約内容の確認に多くの手間がかかっていたが、見積情報が自動で請求書に反映されるようになったことで確認作業が効率化された。請求書発行数が3~4倍に増加しても作業工数は変わらず、特に日割り計算の自動化でさらに負担が軽減された。

 また、契約終了3か月前に担当営業にプッシュ通知を行うことで、契約更新やアップセル提案に繋がりやすい状況になった。今後は蓄積された顧客データをもとに、より効果的なカスタマーサクセス活動への活用も目指している。 

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