国分寺市役所が警備ロボットで庁舎の安全と利便性を向上

2025年1月20日19:06|ニュースCaseHUB.News編集部
x
hatebu

 国分寺市役所は、自律移動型警備ロボット「SQ-2」を庁舎に導入し、1月6日から本格稼働を開始した。1月20日、SEQSENSEが発表した。

 SQ-2は、3次元センサー技術、自己位置推定アルゴリズム、リアルタイム経路計画アルゴリズムなどの高度な技術を活用した自律移動型警備ロボットである。独自の3DLiDARを搭載し、警備対象物件の詳細な3次元マッピング、歩行者などの動体検知、環境の変化の検出が可能。これにより、立哨、巡回、来館者対応といった警備業務の全部または一部を代替できる。

20250120_kokubunji.png
自律移動型警備ロボットSQ-2

 同市役所では、新庁舎の1階と2階に窓口機能を配置し、市民の利便性を高めている。開庁時間中は、警備ロボットSQ-2が1階と2階を定期的に巡回・立哨し、警備業務を行う。また、音声アナウンス機能で、来庁者への窓口や施設案内も担い、職員の負担軽減に寄与する。閉庁時には、1階窓口エリアのシャッターが閉じられた後には、SQ-2が異常を確認する。夜間はシャッターの外側、1階エントランスロビーを巡回する。

 国分寺市役所は、SQ-2の導入で、庁舎の安全性を高めるとともに、来庁者への案内業務を効率化し、職員の負担軽減を図る。

ニュースリリース