ほっかほっか亭、顧客データ活用強化で新たなビジネス機会を創出

2025年4月4日21:48|ニュースCaseHUB.News編集部
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 ほっかほっか亭総本部は、アプリ会員の増加とモバイルオーダー拡大を目的にカスタマーエンゲージメントプラットフォーム「Braze」を採用した。4月4日、同プラットフォームを提供するBrazeが発表した。  

 ほっかほっか亭総本部は、全国832店舗を展開する持ち帰り弁当チェーン「ほっかほっか亭」を運営している。同社は「できたてのおいしさ」を重視し、地域ごとのニーズに合わせたメニュー開発に取り組む一方で、近年ではモバイルオーダーやデリバリーサービスの強化にも注力している。コロナ禍以降、自宅での生活が増加したことで、モバイルアプリを活用した新たなビジネス機会の創出が求められていた。  

 従来、同社では店舗での顧客データ収集が中心であり、その活用範囲は限定的だった。しかし、モバイルアプリの導入により、位置情報などの付帯情報を含む多様な顧客データが取得可能となり、クーポン配信や最新情報提供といった形で顧客との接点を強化してきた。今回採用したBrazeは、このアプリと連携し、顧客データを基にした施策展開を支援する。  

 導入の背景には、顧客起点の商品企画やコミュニケーション戦略の必要性があった。同社は店舗外でも位置情報に応じたキャンペーンを展開し、モバイルオーダーや団体注文窓口との連携を図る。また、アプリ経由で出前館やUber Eatsなどのデリバリーサービスへの誘導も行い、お花見や運動会など特定イベント向けに商品を届けることで、新たな収益機会を模索している。  

 第一弾の施策として、「私を花見に連れてって」キャンペーンを近畿二府四県で実施した。アプリの位置情報機能を活用し、花見会場近隣の店舗紹介や特設サイトへの誘導を行い、顧客とのつながり強化と売上拡大を目指す。  

 中長期的には、アプリ注文による店舗受け取り促進により、レジ業務など販売工数削減や取得困難だった顧客データの獲得が期待される。同社は今後もBrazeを活用し、店舗・アプリ・ウェブといった複数チャネルで収集したデータを基にリピーター創出やビジネス機会拡大へ積極的に取り組む。  

ニュースリリース


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