橋本組は、現場効率化と品質向上を目的に施工管理アプリ「eYACHO」を採用した。4月10日、同製品を提供するMetaMoJiが発表した。
焼津市に本社を置く橋本組は、創業100年を迎える地域密着型の建設会社。公共工事から民間施設の建築まで幅広い事業を展開している。同社は、働き方改革関連法の成立を契機にDX(デジタルトランスフォーメーション)推進に注力し、その一環としてタブレット端末の導入やペーパーレス化など、業務改善を進める中でeYACHOを導入し、施工管理の効率化と安全性向上に取り組んできた。
eYACHOは、現場記録のデジタル化やリアルタイム共有機能を備えた施工管理アプリ。橋本組では、従来の帳票類や事務作業を見直すきっかけとして同アプリを活用し、安全パトロールのクラウド化など業務効率化を実現した。また、2024年からは新機能「GEMBA Talk」を導入し、現場と事務所間でリアルタイムな映像・音声共有が可能となった。この機能により、移動時間の削減や迅速な対応が可能となり、若手社員のサポートツールとしても高い評価を得ている。
eYACHOの活用による帳票処理の効率化で労働時間が大幅に削減されるなど、DX推進による効果が着実に現れている。橋本組 CEOの橋本真典氏は、「こうしたツールによって現場の負担を減らし、その分、設計・施工の品質をさらに高めていきたい」とコメントしている。
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