金沢信用金庫、名刺管理ツールで顧客情報を一元管理 営業活動強化へ

2025年8月13日18:10|ニュースCaseHUB.News編集部
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 金沢信用金庫は、名刺管理・営業支援ツール「ホットプロファイル」を採用した。8月13日、同ツールを提供するハンモックが発表した。名刺情報の一元管理により、営業活動の効率化と高度化を目指す。

 金沢信用金庫は石川県を拠点とする地域密着型の金融機関で、県内最大の預金量を誇る。近年、低金利環境の長期化などによる収益構造の変化を背景に、経営の効率化と営業力のさらなる強化が課題となっていた。また、非対面チャネルの拡大に伴い、従来の店舗型営業に加えて顧客接点の多様化も進めている。

 こうした課題に対応し、リソースの有効活用を進めるため、顧客情報のデジタル化と組織的な共有を可能にするツールとしてホットプロファイルの採用を決定した。金融機関への豊富な導入実績を評価した。また、ログイン時の二要素認証など強固な情報セキュリティ対策が講じられている点も採用の決め手になったという。

 ホットプロファイルは、スマートフォンやスキャナーで名刺を読み取るだけで、専任オペレーターがデータを修正し、高精度な顧客データベースを構築する。本部と支店でそれぞれ取得した名刺情報を一元管理し、共通のデータベースを活用することで、組織全体の人脈を生かした効果的な営業活動が可能になると見込む。

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