白鴎大学足利中学校、協働学習促進へタブレット授業支援アプリ導入

2024年9月9日08:10|ニュースリリース公開日 2023年11月1日|ニュースCaseHUB.News編集部
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 白鴎大学足利中学校が、全学年でタブレット向け授業支援アプリ「MetaMoJi ClassRoom」を導入した。2023年11月、MetaMoJiが発表した。

 同校は、生徒全員が偏りなく参加できる学習の実現を目指し、ICTを活用した教育環境の整備を進めていた。授業支援システムの選定にあたっては、複数の生徒が同時に1つのページに書き込める機能や、それらの分析・収集ができる柔軟な協働学習機能を重視。これらの要件を満たすMetaMoJi ClassRoomの採用を決定した。

 導入後は、少人数のグループ学習において、特定の生徒に作業や考察が集中することなく、全員が積極的に参加する協働学習を実践している。また、授業中だけでなく夏休み期間中などにも活用され、教師と生徒のコミュニケーションツールとしても機能している。

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MetaMoJi ClassRoom導入の授業

 MetaMoJi ClassRoomは、iPad、Chromebook、Windowsに対応し、異なる端末が混在する環境でも利用可能な授業支援ソフトウェア。リアルタイムでの画面共有・転送機能により、教師は机間巡視をすることなく生徒の学習状況を把握できる。また、紙のノートと同様の感覚で書き込みができるため、従来の学習方法との違和感が少ないのが特徴だ。

 さらに、搭載されているかな漢字変換機能は手書き入力にも対応しており、学年別辞書機能と合わせて効果的な学習をサポートする。これらの機能により、ICT教育の推進と従来の学習方法の良さを両立させることが可能になった。

 白鴎大学足利中学校は今後も、MetaMoJi ClassRoomを活用し、生徒一人ひとりの能力を最大限に引き出す協働学習の実践を続けていく方針だ。ICTツールの効果的な活用により、生徒の主体的な学びと相互理解を深める教育環境の構築を目指している。

ニュースリリースURL
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000339.000004007.html