シリコンスタジオ、ワークフロー基盤のクラウド移行でサーバコストを削減

2026年1月21日22:56|ニュースCaseHUB.News編集部
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 シリコンスタジオは、社内システムのクラウド化を推進するため、エイトレッドが提供するクラウド型ワークフロー「X-point Cloud」を採用した。1月21日、エイトレッドが発表した。2008年から利用してきたオンプレミス版からの移行により、サーバの維持管理コストを削減するとともに、複雑化していた運用体制の刷新を図る。

 シリコンスタジオは、デジタルコンテンツ制作事業で培った3DCG技術を軸に、開発推進・支援事業や人材事業を展開している。同社は長年、ワークフローシステムとしてオンプレミス版の「X-point」を利用してきたが、2027年に予定されている製品サポート終了とサーバの保守期限の到来を前に、システムの移行検討を開始した。

 検討の背景には、会社全体で進めるシステムのクラウド化方針に加え、オンプレミス環境の維持にかかる継続的な費用、長期運用に伴う運用体制の複雑化という課題があった。移行先の選定にあたっては、展示会での比較調査や多角的なリサーチを実施した。その過程で、競合製品の担当者からもX-pointの自由度の高さや機能性を評価する声が上がっていたことが、既存製品の機能を最大限に活用しつつクラウド版へ移行する決め手となった。

 2023年末から開始された移行プロジェクトでは、社内業務への影響を最小限に抑えつつ、帳票の整理と利便性の向上に注力した。これまで4種類に分かれていた購入申請書を1種類に統合したほか、JavaScriptを用いた機能拡張により、入力フォーム上にプレースホルダを表示させるなど、ユーザーの使い勝手を高める工夫を施した。

 X-point Cloudへの移行により、従来発生していたサーバの維持管理コストはゼロになった。データセンターの利用削減と合わせ、大幅な経費節減につながっている。また、15年近くの運用で複雑化していたシステムを整理・圧縮したことで、情報システム部の業務負荷が軽減された。これにより、より効率的で安定した運用体制を確立した。今後は、クラウド化による柔軟性を活かし、さらなる業務の効率化とスピーディーな経営体制の構築を目指す。

ニュースリリース