大分県教育庁、県立高校全校で遠隔授業展開 地域格差のない教育環境を整備

2026年3月16日20:18|ニュースCaseHUB.News編集部
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 大分県教育庁は、県立高校での多様な学習形態に対応するため、リアルタイム学習支援アプリ「MetaMoJi ClassRoom」を採用した。3月13日、MetaMoJiが発表した。すべての県立高校で日常的な学びから遠隔授業まで幅広く活用し、居住地域に左右されずに質の高い教育を受けられる環境を構築している。全国の先駆的なモデルケースとなるよう、ICTを活用した教育の高度化を推進する。

 大分県では2022年度より、すべての県立高校においてMetaMoJi ClassRoomの運用を開始した。導入以来、授業での利用率は着実に上昇しており、現在では学びを支える日常的な必須ツールとして定着している。

 同教育庁は、ICT活用によって生徒の主体的な学びを支え、授業の質を向上させることを目指している。MetaMoJi ClassRoomは、iPad、Chromebook、Windowsといった異なるデバイスが混在する環境でも利用できる授業支援ソフト。リアルタイムな画面共有や転送機能を備えており、教員が机間巡視を行うことなく、生徒一人ひとりの学習状況を把握できる。

 また、紙に書いているような感覚でノートテイキングができる操作性も評価のポイントとなった。従来の学習スタイルと違和感なくICT教育へ移行できる点に加え、手書き入力からも利用できる「かな漢字変換」機能や学年別辞書への対応など、学習効果を高める機能が充実している。

 さらに2025年度からは、配信センターを拠点とした新たな遠隔授業の取り組みを始動させた。充実した映像・音響機材を備えた配信環境と、リアルタイムな双方向性を実現するMetaMoJi ClassRoomを併用することで、遠隔地からでもきめ細かな指導を可能にしている。

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MetaMoJi ClassRoom遠隔授業における活用イメージ

 この仕組みにより、離島や中山間地域などを含む県内全域の生徒が、個に応じた多様な教育を受けられる体制を整えた。通常授業と遠隔授業の双方でMetaMoJi ClassRoomを不可欠なツールとして位置づけ、ICTを最大限に活用した教育環境の整備を継続していく。

ニュースリリース