広島電鉄が経理業務のデジタル化による高度化を目指し、ワークフローシステムの基盤として「intra-mart」を採用したことを、2023年12月、NTTデータ イントラマートが発表した。
広島電鉄は100年以上の歴史を持つ広島県西部エリアの交通・不動産事業者だ。人口減少や超高齢化社会に加え、コロナ禍によるライフスタイルの変化に対応するため、2023年5月に「広電グループ経営総合3ヵ年計画2025」を策定。高収益体質への転換を目指し、業務効率化に取り組んでいる。
その一環として、経理部門の業務プロセス全体最適化を図るため、紙ベースのアナログ作業をデジタル化し、経理業務の高度化を進めることにした。検討の結果、ワークフローシステムの基盤として「intra-mart」のクラウドサービス「Accel-Mart Plus」および経理・旅費・人事総務・勤怠業務向けアプリケーション「intra-mart Accel Kaiden!」の導入を決定した。
採用の理由として、セキュアなクラウドサービス、十分な機能を備えたワークフロー、電子帳簿保存法対応ソリューションの提供、安定したサポート体制の4点が挙げられている。
広島電鉄は本システム導入により、経費精算業務のペーパーレス化とキャッシュレス化、承認プロセスのデジタル化による業務効率化、ガバナンス強化、精算業務の属人化排除とチェック作業の軽減などの効果を見込んでいる。
システムの導入・開発はNTTデータ イントラマートのパートナーであるビジネスブレイン太田昭和が支援した。
広島電鉄は今後、「intra-mart」をプラットフォームとしてさらなる経理業務の高度化を推進する方針だ。NTTデータ イントラマートは、ローコード開発と業務プロセス全体の自動化・デジタル化によって顧客企業のDX実現に貢献していくとしている。
ニュースリリースURL
https://www.intra-mart.jp/topics/006581.html