システック、申請業務にローコード開発活用し内製化推進

2024年9月9日08:20|ニュースリリース公開日 2024年1月16日|ニュースCaseHUB.News編集部
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 システックが、申請業務のデジタル化と内製開発の推進を目的に、クラウド型ローコード開発サービス「Accel-Mart Quick」を採用したことを、1月16日、NTTデータ イントラマートが発表した。

 静岡県浜松市に本社を置くシステックは、高速通信制御技術を強みとしたハードウェアやソフトウェアの設計・製造を手がける受託開発企業だ。同社は長年、社内の多くの業務で紙と人手によるアナログ作業が続いており、業務プロセスの改善を目指したデジタル化・ペーパーレス化を課題としていた。特に各種申請業務における紙の使用は、従業員の負担増や生産性低下の要因となっていた。

 こうした課題解決にあたり、システックは社内人材の育成とシステムの内製開発による継続的な推進を方針として掲げていた。そこで、ワークフロー機能を備えたローコード開発サービスとして「Accel-Mart Quick」を選定。併せて、システム開発に伴走しながら内製開発の定着を図る「カスタマーサクセス支援サービス」も採用した。

 同社が「Accel-Mart Quick」を選んだ理由として、クラウド型のノーコード・ローコード開発ツールによる短期間でのシステム構築・導入が可能な点や、既存の業務ロジックをシステムとして実装できる充実したワークフロー機能、クラウド・オンプレミスの既存システムとの柔軟な連携によるデータ活用などを挙げている。

 システックは今回の導入により、ローコード開発サービスの早期運用と定着化、プログラミング経験のない人材による内製開発体制の整備、各種申請フローや伝票の棚卸による業務プロセスの最適化、申請業務のペーパーレス化による回覧時間の大幅削減などの効果を期待している。

 同社は今後、今回の申請業務のデジタル化を皮切りにDX人材の育成に着手。「Accel-Mart Quick」を活用した部門間の業務連携の自動化をはじめ、継続的な業務改善を一層推進していく方針だ。

ニュースリリースURL
https://www.intra-mart.jp/topics/006583.html