ヤマシタがクラウドサービスの採用で経理処理などの効率化を実現

2024年9月9日08:35|ニュースリリース公開日 2024年4月10日|ニュースCaseHUB.News編集部
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 介護用品(福祉用具)レンタル・販売、ホテルリネンサプライを展開するヤマシタは、経費精算や請求書の処理を効率化するために、マネーフォワードの「マネーフォワード クラウド経費」と「マネーフォワード クラウド債務支払」の2サービスを導入した。4月10日、マネーフォワードが発表した。

 ヤマシタは、これまでワークフローシステムを用いて経費精算や請求書の処理をしていたが、約70か所ある各拠点から集まった、1か月あたり約20000枚になる領収書を紙で処理することは、膨大な業務負荷がかかり、保管や配送のコストも負担となっていた。

 これらの課題に対し、全国の拠点での運用が可能かつ、効率的な業務プロセスを構築するため、ヤマシタはシステムの導入を検討した。システム選定で重視したのは、「電帳法対応」「業務の効率化」「システム連携の柔軟性」の3点。こうしたなかで同社が選んだのは、マネーフォワードのクラウドサービスだった。オペレータ入力、クレジットカードの自動連携、スマートフォンでの申請・承認、承認時の領収書一覧確認、チャット機能等に利便性を感じ、採用に至った。

 ヤマシタの三谷尚弘氏は、今回のシステム導入に関して次のように語っている。

 「以前は印刷や郵送などの工数がかかっていた経費申請も、現在はスマートフォンで領収書を撮影し、自動作成されたデータの科目を選択するだけで完了できるため、従業員の申請フローを大幅に簡略化できた。また、他社のケースでは、独自システムを開発し、インボイス制度や電帳法への対応を進めているという話も耳にするが、複雑で流動的な法令対応を自社内で完遂するのは難しいと考えている。クラウドサービスであれば、導入するだけで法令対応ができるほか、社内サーバーも不要で、導入に対するコストパフォーマンスも非常によいと感じている」

 領収書が紙ではなくなったため、出社が難しい方や障がいをもったメンバーを雇用し、リモート勤務で領収書と申請の突合作業などを依頼できるという効果も出ているという。今後は、マネーフォワードのクラウドサービスをさらに有効活用し、属人化しやすい経理業務を標準化するほか、経理業務の効率化を進め、従業員の負荷軽減に注力していく予定である。


ニュースリリースURL
https://newscast.jp/news/5595398