奈良市は、職員の人材情報を一元管理し、戦略的な人事配置を実現するため、タレントマネジメントシステム「カオナビ」を導入した。10月4日、開発元のカオナビが発表した。
奈良市では、「奈良市人材育成ビジョン」に基づき、各部署や職位に相応しい職員の育成を目指している。職員が働きがいを感じながら職務を遂行できるよう、人事評価や研修履歴、保有資格などの可視化を進め、個々のキャリア形成をサポートしていく。
カオナビは、社員の顔写真や経験、評価、スキルなどの人材情報を一元管理し、可視化するタレントマネジメントシステム。最適な人材配置やリスキリング推進といった戦略的なタレントマネジメント業務を可能にする。今回の導入は、セールスパートナー兼コンサルティングパートナーであるデロイト トーマツ コンサルティングの支援を受け、安定稼働に向けた計画的な導入支援を受ける予定だ。