山形県、基幹ネットワークを刷新 ネットワンがゼロトラスト見据え一貫支援

2026年4月16日19:12|ニュースCaseHUB.News編集部
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 山形県は、県庁および出先機関の業務を支える基幹ネットワーク「山形県情報共有基盤」を再構築した。システム設計から構築、運用設計までをネットワンシステムズが担当した。4月16日、ネットワンシステムズが発表した。庁内LANの高速化や無線化、認証基盤の強化を短期間で実現し、将来的なゼロトラストセキュリティやSASE(Secure Access Service Edge)への拡張性を備えたデジタル基盤を整備した。

 山形県では、行政のデジタル変革(DX)を推進する上で、従来の有線LANを中心とした硬直的なネットワーク環境や、各機関で個別に管理されていた認証体制が課題となっていた。職員の柔軟な働き方を支え、安全かつ効率的な情報共有を実現するため、最新のICT技術を取り入れた次世代の基盤構築を求めていた。

 今回の再構築では、県庁内へのWi-Fi環境の全面導入や、ネットワーク構成の整理による通信の高速化を図った。特に、これまで高度な知見を必要としていた認証基盤の統合については、ネットワンシステムズが設計から構築までを一貫して支援。これにより、20年以上継続していた有線LAN主体の運用から、セキュアで機動的なネットワーク環境への転換を迅速に遂行した。

 導入の効果として、県職員は場所を問わず自席以外でも業務が可能になり、働き方の柔軟性が向上した。また、一元化された管理体制により運用負荷が軽減され、強固なセキュリティと利便性の両立を達成した。

 山形県総務部情報企画課主幹の土屋勝之氏は、「20年以上有線LAN環境のみであった本県にとって、仕事のやり方を変える重要なターニングポイントとなった。ネットワンシステムズの手厚い支援により、迅速かつスムーズに進めることができた」と評価している。

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