ステアリテール、独立に伴う新サイト構築 専門知識不要の運用とセキュアな情報共有を確立

2026年4月21日21:49|ニュースCaseHUB.News編集部
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 ステアリテールは、NECグループからの独立に伴う独自の公式サイトおよび会員サイトの構築に向け、シャノンのCMS「SHANON vibit CMS cloud」とマーケティングオートメーション「SHANON MARKETING PLATFORM」を採用した。4月21日、シャノンが発表した。専門知識がなくても迅速にサイトを運営できる体制を整え、特定顧客へのセキュアな情報発信を仕組み化した。

 ステアリテールは2025年8月にNECから独立した、小売や外食、サービスステーション業界特化のITソリューション企業だ。独立以前はグループ共通の基盤でサイトを運用していたが、自由度が低く自社の強みを十分に訴求できない課題があった。さらに、独立により既存のサイト環境が消失するため、ゼロから自社独自のマーケティング基盤再構築が急務となっていた。

 ツール選定では、専門知識のない少人数体制でも属人化せず運用できる操作性と、将来的なマーケティング施策まで一貫して対応できる点を重視し、シャノンの採用を決めた。導入時にはシャノンの支援のもと、ペルソナ設定やカスタマージャーニー設計を行うワークショップを実施し、サイトの役割を明確にした。

 新サイトの運用では、工数が削減されている。約370ページにのぼる規模ながら、数百枚の画像を一括で差し替えられる自動更新機能などを活用し、スピーディーな管理が可能になった。また、誰が担当してもデザインのトーンが崩れない仕組みにより、ブランドの信頼性を維持したまま、社内の要望に応じたテストページを即座に作成できる体制を確立した。

 あわせて構築した販売店向けの会員サイト「産直便」では、機密性の高い製品仕様書や保守通知などの資料を管理している。アカウントを承認した特定の取引先のみに限定して最新資料を共有できるようになったことで、競合他社への情報流出を防ぎつつ、大容量ファイルをメール送付する手間を省いたセキュアな情報提供が可能となった。

 今後は、MAの活用範囲を広げ、展示会で獲得したリードへのメール配信などマーケティング施策を強化する。ステアリテール経営管理本部主任の山口祥吾氏は、組織全体でサイトを育てていく体制の重要性を説き、「日々の顧客のニーズに合わせたサイトのアップデートを積み重ねていきたい」としている。

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