シーテックは、経営層へのデータのタイムリーな提供と業務生産性の向上を目的に、Srushが提供するデータ分析ツール「データ統一クラウド」を導入した。4月21日、Srushが発表した。複数データソースの可視化をノーコードで実現し、経営判断の迅速化と経営企画部の業務負荷軽減を図る。
中部電力グループの中核企業としてエネルギーや情報通信などのインフラ保守・工事を担うシーテックは、「経営ビジョン2035」に基づきDXを推進している。同社には既に既存のBIツールが存在していたが、利用にSQLの専門知識が必要なことや、保守ベンダーに依存した運用コストが課題となっていた。また、柔軟な集計が困難なため、経営会議資料の作成にあたっては最終的にExcelへ書き出して加工する運用が定着しており、多大な工数が発生していた。
システムの選定にあたっては、ETL・DWH・BIが一体となり、表示項目やレイアウトをノーコードで柔軟に変更できる点を評価した。各種データの加工・統合から可視化までを自動で完結できる点が、同社のニーズに合致した。導入に際しては、要件定義からダッシュボード構築までを支援するコンサルティングサービス「データ活用伴走サポート」も活用した。
導入の効果として、経営会議資料のダッシュボード化が実現し、これまで都度Excelで個別集計していたトレンド分析などの深掘りも容易になった。これにより、経営層の意思決定におけるリードタイムが短縮されるとともに、経営企画部内の業務効率化にもつながっている。
今後はノーコードの強みを活かし、現場レベルまでデータ活用文化を定着させる。シーテック経営企画部の担当者は、柔軟かつタイムリーなデータ提供を強固にすることで、効果的な経営判断を加速させていきたいとしている。