日立柏レイソルは、組織運営のデジタルシフトを目的に、エイトレッドのクラウド型ワークフロー「X-point Cloud」を採用した。4月23日、エイトレッドが発表した。紙の帳票を中心とした既存業務を刷新し、申請から支払いまでのプロセスを一元管理することで、業務の効率化とガバナンス強化を図る。
Jリーグチーム「柏レイソル」を運営する日立柏レイソルは、これまで紙の帳票による運用が社内業務の基盤となっており、申請承認のリードタイム長期化が課題となっていた。また、申請後に行う台帳管理などの後工程も手作業で行われており、財務担当者を中心に業務負担が増大していた。こうした背景から、限られた体制でも運用可能で、後工程まで網羅できるシステムの導入を決めた。
X-point Cloudの選定にあたっては、柔軟な承認フローに対応できる点や、導入前後の手厚い支援体制を評価した。現在、発注申請や旅費精算など12種類の申請業務をデジタル化し、月間100件以上の申請をシステム上で運用している。
導入の効果として、これまで承認完了まで2〜3日を要していた申請業務の多くが1日以内に完了するようになり、リードタイムが半分以下に短縮された。また、関連書類機能やクエリ機能を活用することで、発注後の納品・検収・支払いといった台帳管理をシステム上で一元化した。これにより、従来発生していたExcelでの二重管理や確認作業が不要となり、工数を削減している。
さらに、領収書の電子保存による電子帳簿保存法への対応も進め、管理体制の適正化も図っている。今後は、デジタル化した基盤を最大限に活用し、クラブ運営のさらなる効率化とデジタルシフトを加速させる。