神戸野田中学校、ゲーミフィケーション活用の学習ツールを開発 家庭学習の定着を支援

2026年5月12日09:00|ニュースCaseHUB.News編集部
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 神戸野田中学校は、生徒の学習意欲向上を目指し、独自の「学習見える化ツール」を開発した。システム開発ベンダーとしてはステークホルダーコムを選定。5月11日、ステークホルダーコムが発表した。2027年春の開校に合わせ、ゲーミフィケーションを取り入れることで、AI教材の課題であるモチベーションの維持や家庭学習の定着を図る。

 神戸野田中学校は、学校法人神戸野田学園が運営し、2027年4月に57年ぶりに再開予定の私立中高一貫教育校だ。男女共学の「未来フロンティアコース(1学年60名・2クラス制)」を設置します。探究学習「学びを冒険化する」や9年間を見通した「4-3-2制」を特徴としている。

 同校は開校に向け、生徒一人ひとりに個別最適な学びを提供するAI型教材の導入を予定している。AI教材は問題演習に優れる一方で、学習の進捗や努力を視覚的に実感する機能が不足しがちであり、学習継続のモチベーション維持が課題となっていた。そこで、日々の努力を「達成感」に変える専用ツールの開発を決めた。

 開発したツールは、学習の進捗を「冒険」に見立てて可視化する。AI教材での学習量やテスト結果をポイントに換算し、オリジナルマップ上の現在地として表示する仕組みだ。中学3年間の継続を促すため、学年ごとに異なる3つのステージを用意し、進級とともに新しい世界観を展開して生徒の好奇心を刺激する。また、教員側の運用負担を最小化するため、学習データをCSV形式で一括管理できるシンプルな管理画面を構築した。

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学習見える化ツールの画面イメージ

 開発にあたっては、ステークホルダーコムが企画会議から要件定義、UI/UX企画、プログラム開発までをワンストップで担当した。同校は、本ツールの活用により生徒が自律的に学ぶ姿勢を育み、学習効果の最大化を目指す。

ニュースリリース