HRTニューオータニが運営するナスパニューオータニ(新潟県魚沼市)は、業務効率化AIエージェントサービス「バクラク」シリーズを採用した。5月27日、バクラクを提供するLayerXが発表した。申請業務と請求書処理を一元化することで、業務の可視化と標準化を図り、生産性の向上を目指す。
ナスパニューオータニは全国でホテル・レストラン事業を展開するHRTニューオータニが運営する越後湯沢駅近くのリゾートホテルだ。宿泊・旅行関連事業を支えるバックオフィスでは、これまで紙や手作業が中心の運用となっており、確認や進捗把握にかかる負荷が課題となっていた。また、部署ごとに申請フローが分散していることで運用の属人化やルールの不統一も生じており、管理基盤の整備が急務となっていた。
今回の採用にあたっては、請求書受取と申請業務の双方をデジタル化できる点に加え、現場と管理部門の双方にとって負担が減る使いやすさや、業務全体を横断して運用できる点が評価の決め手となった。
同施設では「バクラク申請」を活用することで、支払申請や購買申請、汎用申請などのワークフローを集約する。高度なAI-OCR機能による手入力の削減や、モバイルアプリからの承認・却下作業が可能になることで、申請・承認状況の可視化と運用標準化を推進する。
同時に「バクラク請求書受取」を導入し、請求書特化のAI-OCRと会計ソフトとの連携によって請求書処理をデジタル化する。仕訳や振込データの自動生成により、手入力の負荷を抑えつつ、継続的かつ安定的な業務運用体制を構築する。
両製品の併用により、申請から請求書処理までの一連の流れをデジタル上で整理し、組織全体での最適化を図る。これによりバックオフィス業務の負荷を軽減し、従業員がコア業務に集中できる環境を整える考えだ。
ナスパニューオータニの担当者は導入後の効果について「業務の可視化や標準化の効果を感じている。今後もバックオフィス業務全体の効率化を進めていきたい」とコメントしている。