ネクスティエレクトロニクス、グローバルシステムの稼働をリアルタイムで可視化し運用効率化

2026年5月28日10:05|ニュースCaseHUB.News編集部
x
hatebu

 豊田通商グループの半導体・電子部品商社であるネクスティエレクトロニクスは、WhaTap Labsが提供する統合ITモニタリングサービス「WhaTap」製品群を採用した。5月27日、WhaTap Labs日本法人のワタップ・ジャパンが発表した。インフラストラクチャからアプリケーションに至るまでシステムの稼働状況をリアルタイムに可視化することで、監視の死角をなくし、障害対応の迅速化と運用業務の大幅な効率化を図る。

 ネクスティエレクトロニクスは車載分野のエレクトロニクス技術・部品で世界最大級のシェアを持つ。同社は世界10カ国20拠点をカバーする購買、物流、決済などの重要システムをシンガポールのデータセンターで運営している。しかし従来の環境では、ログ解析の属人化やアラート設定の死角によるリアルタイム検知の欠如、ITベンダーや開発担当との情報共有・資料作成に多大な労力がかかるなど、システム運用上の課題を抱えていた。

 これらの課題を解決するため、同社は「WhaTap APM(Java)」「WhaTap DBモニタリング(Oracle)」「WhaTap Serverモニタリング」を導入。インフラからアプリケーションまで一元的な可視化環境を構築している。

20260528_nexty.jpeg
モニタリングのイメージ(出典:ワタップ・ジャパン

 導入後は、アプリケーションとデータベース間の処理状況が可視化され、ボトルネックを瞬時に特定してワンクリックで原因調査が可能になったほか、アラート設定も容易になった。また、自社開発の架電システムと組み合わせることで重要な異常を即座に通知する体制を整備した。エラー原因の特定後はWhaTap上の該当URLをITベンダーに直接共有できるようになり、障害状況の資料作成が不要になった。インフラ担当と開発担当が同じデータを参照することでスムーズな協業やコミュニケーションも実現した。これらの可視化と自動化により、MTTR(平均修復時間)の短縮を達成したという。

ニュースリリース