矢崎総業、財務会計システムをクラウド化へ グローバルの会計データを集約

2026年10月7日09:00|ニュース|CaseHUB.News編集部
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 矢崎総業は、オンプレミスの財務会計システムを刷新し、日本オラクルのクラウド型業務アプリケーション群「Oracle Fusion Cloud Applications」に移行する。10月6日、日本オラクルが発表した。グローバルに分散する財務会計データを集約・可視化し、将来の分析やAIの活用につなげるデータ基盤を整える。財務会計業務の効率と生産性の向上、コスト最適化、内部統制の強化にも取り組む。

 矢崎総業は、ワイヤーハーネスを主力に、世界中の自動車メーカーへ関連部品を提供する大手自動車部品メーカーだ。矢崎グループは、アジア、欧州、北米・中南米、アフリカに拠点を展開し、グローバルに事業を営んでいる。 EV(電気自動車)化やSDV(Software Defined Vehicle)化が進む中、事業ポートフォリオの転換とグローバルなサプライチェーンの最適化を進めている。

 こうした取り組みを支えるには、オンプレミスの財務会計システムから脱し、事業環境の変化に応じて、より高度なインサイトの取得や自動化、効率化ができる拡張性の高いクラウド基盤へ移る必要があった。同社は慎重に検討した末、財務会計プロセスをOracle Fusion Cloud Applicationsに移行することを決めた。基盤は「Oracle Fusion Cloud Enterprise Resource Planning(ERP)」で構築し、業務領域の将来的な拡張にも対応できる形にする。

 選定では、既存の財務会計体系との親和性に加え、将来の高度な分析やAIの活用を見据えたデータ基盤を整備できる点を評価した。

 矢崎総業の丹下博執行役員(AI・デジタル室長兼情報システム統轄室長)は「グローバルに分散する財務会計データを集約・可視化し、分析力を高めることで、変化に対応した経営判断につなげることが重要だ。既存の財務会計体系との親和性に加え、将来の高度な分析やAI活用を見据えたデータ基盤を整備できる点を評価し、Oracle Fusion Cloud Applicationsを選択した。財務会計基盤の刷新を起点に、グローバル規模でのデータ活用を進めていく」と話している。

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