不動産・地理情報の管理分析プラットフォーム「REMETIS」を提供するRESTARは、WalkMeが提供するデジタルアダプションプラットフォーム(DAP)「WalkMe」を採用した。11月19日、WalkMeが発表した。REMETISのユーザー体験(UI/UX)向上とデータ活用の高度化を支援し、既存顧客のサービス活用促進や新規顧客のオンボーディング効率化を目指す。
RESTARは、不動産業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進を支えるREMETISを自社で開発・運営している。このプラットフォームは、不動産ディベロッパー、売買仲介会社、金融機関など幅広い企業に導入されており、煩雑になりがちな不動産情報の収集・管理・分析を一元化し、意思決定の迅速化と精度向上に貢献している。
自社開発によりスピーディな機能追加やアップデートが進み、ユーザー数も増加する一方で、全てのユーザーに新機能を周知することが難しくなっていた。また、新規ユーザーの利用開始時に操作方法に関する問い合わせが増加し、従来のサポート体制では対応しきれないケースも発生していた。
こうした課題を解決するため、RESTARはWalkMeの導入を決めた。「既存顧客のサービス活用促進」「新規導入顧客のオンボーディング支援」「UI/UXの継続改善」「営業現場の支援力強化」など、複合的な課題の解決策として評価した。
2025年6月より、WalkMeの運用を開始した。新機能がリリースされた際に素早く周知し、活用を促進する仕組みが整備された。今後は、マニュアルに頼らず直観的に使い始められる環境を整備し、オンボーディングの効率化を図る方針だ。RESTARはWalkMeの活用を通じて、操作のしやすさや情報の伝え方をさらに高め、より多くの利用者にとって安心して活用できるサービスを目指すとしている。