アルティウスリンクは、インサイドセールス業務におけるトーク品質改善を推進するため、RevCommの電話解析AI「MiiTel Phone」を採用した。2024年11月6日、RevCommが発表した。
アルティウスリンクは、KDDIと三井物産の共同出資会社で、コンタクトセンターやバックオフィスを含む企業の課題解決を支援するBPO事業を展開している。同社はインサイドセールス専門組織「Altius Sales Base」を有し、法人向けインサイドセールスで豊富なプロジェクト知見とノウハウを強みとしている。
従来、インサイドセールス担当者による顧客との会話内容は可視化されておらず、トークの質を客観的に把握するのは困難だった。そこでアルティウスリンクは、会話内容をAIで解析し可視化するMiiTel Phoneを導入し、インサイドセールスにおけるトーク品質の改善を図ることにした。
MiiTel Phoneは、電話営業やコンタクトセンター業務の会話内容を解析し、高精度のフィードバックを行う日本発の音声解析AI電話サービス。顧客と担当者が「何を」「どのように」話しているかを可視化して、ブラックボックス化問題を解消し、商談獲得率・成約率や顧客満足度を向上させる。
MiiTel Phoneは、ベストプラクティスの共有や個人向けのフィードバックを効果的に推進できる点を評価し採用を決めた。アルティウスリンク法人ビジネス統括本部 営業企画本部長の 大竹厚志氏は「MiiTel Phoneを導入したことで、ベストプラクティスの共有や個人向けのフィードバックを効果的に推進できるようになった。これにより、当社のインサイドセールス強化に向けたPDCAサイクルのスピードをアップし、得られたノウハウを当社がお客様企業に提供しているインサイドセールスサービスに展開していく予定だ」とコメントしている。
アルティウスリンクは今後、RevCommと協働して、SFAへの自動連携など、後処理業務の効率化も目指す。