エス・ティー・ワールド、会計システム刷新で新規事業展開、sグループ会社11社にまで適用範囲を拡大

2024年9月9日08:35|ニュースリリース公開日 2024年4月16日|ニュースCaseHUB.News編集部
x
hatebu

 総合旅行会社のエス・ティー・ワールドが、ビジネスエンジニアリング(B-EN-G)のクラウド型国際会計・ERPサービス「GLASIAOUS」(グラシアス)を採用した。4月16日、B-EN-Gが発表した。

 エス・ティー・ワールドは世界30カ国に拠点を持つ海外旅行事業を中心とした総合旅行会社。同社は今後、GLASIAOUSによる会計システム統一を進め、3年後には海外20拠点、国内グループ会社11社にまで適用範囲を拡大する計画だ。

 同社は昨年、インドネシアにオペレーションセンターを開設。世界各国のホテル予約やツアー作成などを行っているが、これに加えて各拠点の会計業務も集約することを目指している。各海外法人の会計記帳をセンターに集約することで、コスト削減だけでなく、経理担当者がいない拠点の入力業務の品質向上を図る狙いがある。

 GLASIAOUSを共通基盤として利用することで、国内外で異なっていた会計の仕組みや業務手順を統一できる点が評価された。エス・ティー・ワールドは、時差による停止時間がないよう、エジプトとスリランカでもアカウンティングセンターを構築する予定だ。

 さらに将来的には、GLASIAOUSを活用した他社からの記帳代行の受託を目指している。これにより、ユーザーとITベンダーの垣根を超えた「共創ビジネス」として、企業のさらなる業務効率化に貢献できると期待している。

 GLASIAOUSは、mcframe GAをシステム基盤とするクラウド型国際会計・ERPサービスで、33の国と地域で1,500社を超える実績がある。多言語・多通貨・多基準に対応し、記帳代行からグループ経営管理まで幅広く利用できる。

ニュースリリースURL
https://www.b-en-g.co.jp/jp/news/2024-04-16-news.html