ユニット式基礎鉄筋業界のトップ企業であるメークスが「SaaS型SAP S/4HANA Cloud Public Edition」を業務基盤として採用した。2月25日、SAPジャパンが発表した。
メークスは茨城県守谷市に本社を置き、従業員約370名を擁する。住宅基礎に不可欠なユニット式基礎鉄筋の製造・販売を手掛け、高品質・短納期を特徴とするユニット鉄筋は、現場での鉄筋加工を不要にし、施工性向上と人手不足の解消に貢献している。
同社は売上高110億円(2024年5月期)から5年後に200億円の達成を目指しており、新領域への事業拡大を見据え、経営基盤の再構築を検討していた。これには、建築業界における人材不足という課題解決のために、業務プロセスの標準化と業務効率の向上が不可欠となっていた背景がある。
現環境以上の業務品質と最新技術の活用を見据えた継続的な効率化が実現できる基盤として、メークスはSAP S/4HANA Cloud Public Editionの採用を決めた。システム構築はアイ・ピー・エスが担当する。導入では、システムに業務を合わせていくFit to Standard手法を採用し、業務プロセスの標準化を目指す。SaaS型であるため、設備投資や保守が不要で迅速な導入が可能な点に加え、SAPによる定期的なアップデートにより常に最新機能が利用できる点、法制度への迅速な対応も可能になる点が評価された。
これらのメリットを活かし、メークスは将来の環境変化への柔軟な対応や最新機能の活用による業務効率化を図り、事業の成長を推進していく。