花王が業務プロセスの継続的な改善とコスト削減を目的にSAP Signavioを採用
2025年3月24日21:07｜ニュース｜CaseHUB.News編集部
花王が業務プロセスの継続的な改善とコスト削減を目的に、「SAP Signavio」を採用した。3月24日、SAPジャパンが発表した。
日用品や化粧品のグローバルメーカーである花王は、以前より国内外の拠点でSAP ERPソリューションをはじめとするSAPソリューションを活用していた。しかし、激しく変化するビジネス環境の中、グローバル全体での業務オペレーションの実態を把握し、さらなる業務効率の改善、キャッシュ・コンバージョン・サイクル（CCC）の最適化を図り、企業価値の向上に取り組む必要があった。
そこで花王は、長年の運用実績により蓄積されたERPのデータを活用し、現状の業務を可視化することに着目。ビジネスパフォーマンスにおける問題点の把握と改善を強力に支援するSAP Signavioソリューションの採用を決めた。
花王ではSAP Signavioを使ったSAPサービスチームによる業務分析サービスを活用してシステムを構築している。CCCの改善に向け、グローバルな債権債務管理プロセスに関する分析などが進行中だ。これらの分析結果を踏まえ、花王は今後、グローバル全体で業務プロセスの効率化とガバナンスの強化に取り組み、CCCの改善を目指す計画である。また、他の領域に関しても継続的に分析・改善を行い、企業価値向上に向けた取り組みを実施していく予定だ。
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