ホシザキ、SAP SuccessFactors導入で人事給与業務を効率化

2024年9月9日08:00|ニュースリリース公開日 2023年9月28日|ニュースCaseHUB.News編集部
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 ホシザキは、人事戦略推進の基盤として、SAPジャパンのクラウド人事ソリューション「SAP SuccessFactors」を導入し、8月に本稼働を開始した。2023年9月28日、SAPジャパンが発表した。システム構築はDTSが支援した。

 ホシザキグループは、1947年の創業以来、フードサービス機器で業界をリードしてきた。現在、「ホシザキ」ブランドは世界60カ国以上で愛用されている。同社は、従来の人事給与システムでは、手作業が多く、運用が煩雑で、システムの業務カバー率が低いといった課題を抱えていた。そこで、業務の標準化によるオペレーション効率化を実現するため、新たに人事給与システムの導入を検討した。

 国内で提供されている主要な人事給与システムを比較検討した結果、ホシザキはSAP SuccessFactorsの採用を決めた。決め手となったのは、国内グループ内で重複する業務の排除、属人的な業務の削減、定期的なシステム機能の強化によるシステム運用負荷の軽減が可能である点だ。

 導入にあたり、DTSのコンサルティングを受け、SAP SuccessFactorsの標準機能を最大限に活用し、アドオンを極力減らす方針とした。DTSの技術力と段階的なシステム導入ノウハウを活用し、2021年からプロジェクトを開始した。まず、ホシザキ本体への導入を行い、段階的に販売会社へ展開し、8月にはホシザキを含む国内17社で本稼働に至った。

 ホシザキグループは今後、SAP SuccessFactorsを活用することで業務効率化を推進していくとともに、中長期でタレントマネジメントモジュールの拡張などを視野に入れ、人事業務全般の改善、人事戦略を通じた経営目標の実現を目指す。 

ニュースリリースURL
https://news.sap.com/japan/2023/09/20230928_hoshizaki/