フソウ、SAPのクラウドERPで経営基盤を強化

2024年9月5日07:55|ニュースリリース公開日 2023年8月21日|ニュースCaseHUB.News編集部
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 フソウは、経営改革を支えるシステム基盤として、SAPジャパンのクラウドERP「SAP S/4HANA Cloud」を中核とするクラウドオファリング「RISE with SAP」を導入し、2023年8月に本稼働を開始した。2023年8月21日、SAPジャパンが発表した。システムの導入、構築はクレスコ・イー・ソリューションが担当した。

 フソウは、上下水道に関する資機材の製造、販売、施設の設計、施工、メンテナンス、運転管理に取り組む水の総合企業。1946年の創業以来、「水と共に生きる」という企業メッセージのもと、上下水道整備を通じて地域社会の発展に貢献してきた。

 同社は2015年にSAP ERP 6.0を導入し活用してきたが、事業環境の変化にも対応できる強固な経営基盤構築のため、RISE with SAPによるSAP S/4HANA Cloudへのマイグレーションを選択した。

 RISE with SAPによるマイグレーションは12カ月で完了した。今回のプロジェクトをきっかけに、フソウは「データ活用基盤を構築し、戦略的経営を実現するとともに、営業競争力の強化による企業価値の向上」「全社業務の標準化・自動化・集約化による、管理系業務の生産性向上と組織の高度化の実現」「ペーパレスや新しい働き方の推進など、業務スタイルの変革」の実現を目指している。

 サステナビリティの重要性が高まるなか、同社では、従業員一人ひとりの幸福な働く環境づくりにも取り組んでいる。今回のマイグレーションプロジェクトにおいては、これまでのやり方を見直し、業務の省力化や自動化、ペーパレス化などの業務改革を目指す。 

ニュースリリースURL
https://news.sap.com/japan/2023/08/0821_fuso_rise-golive/