油研工業は、産業用製品比較サイト「Metoree(メトリー)」を採用し、自社ウェブサイトへの集客強化と新規顧客との接点創出に取り組んでいる。3月27日、同サイトを運営するZentek(ゼンテック)が事例を公開した。検索エンジン最適化(SEO)に強い同サイトの活用により、導入初期から月間数百件以上の流入増加を達成し、主要な集客チャネルとして機能させている。
油研工業は油圧機器の専業メーカーだが、従来の営業体制は既存顧客との取引が中心であり、新規顧客との接点が限られていることが課題となっていた。ウェブ上での広報施策にも本格的に着手できておらず、まずは自社のコーポレートサイトへの流入数を増やすための具体的な施策を模索していた。
比較検討の末、同社が狙いたいキーワードにおいて検索結果の上位に表示されるSEOの強さを評価し、メトリーの採用を決定した。導入当時、同サイト内では油圧関連カテゴリーの掲載企業がまだ少なかったものの、現在検索を行っている潜在顧客に対して有効にアプローチできると判断し、早期に導入するメリットが大きいと考えた。
導入後の成果として、初期段階から自社サイトへの流入が月間数百件規模で増加した。リファラル流入(他サイトからの参照流入)を主軸とする中で、メトリー経由の流入が全体の10%以上を占めるまでに成長し、主要な集客を担う基盤となっている。
また、メトリー内のクリック率ランキングで上位に掲載されたことで、製品に対し関心度の高いユーザーからの閲覧を効率的に獲得できている。油研工業は今回の取り組みを起点にウェブ施策の有効性を実感しており、今後は他のデジタル施策の展開にも繋げていきたい考えだ。