SGホールディングス、IR活動効率化に向け生成AI活用

2024年12月4日09:00|ニュースCaseHUB.News編集部
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 SGホールディングスは、IR活動の効率化を図るため、エクサウィザーズのグループ会社であるExa Enterprise AIが提供する「exaBase IRアシスタント」を導入した。2024年12月3日、Exa Enterprise AIが発表した。

 SGホールディングスは、佐川急便を中核とする総合物流企業グループの純粋持株会社である。株主・投資家との相互理解を深めるため、決算説明会に加え、国内外機関投資家向けにスモールミーティングや個別面談、IRカンファレンスへの参加など、積極的なIR活動を展開している。機関投資家やアナリストを対象とするIRミーティングにおいて、限られたリソースを有効活用し、IR活動をさらに充実させるため、業務特化型の生成AIの導入を検討していた。

 exaBase IRアシスタントは、IR面談の音声・動画データからAIが面談議事録を生成するサービスや、各種IR文書等をデータソースとして、想定される質問と回答案を自動生成するサービスを提供している。SGホールディングスは、exaBase IRアシスタントを導入することで、IR担当者による面談議事録作成や想定Q&A作成の効率化を図り、より付加価値の高い業務にリソースを投入できる体制構築を目指している。

 Exa Enterprise AIは、exaBase IRアシスタントについて、外部情報との連携や新機能のリリースを予定しており、上場企業の情報開示実務をテクノロジーでサポートする「IR Tech」を推進していくとしている。 

ニュースリリース