Skillnote、営業活動の高水準な均質化を目指しマツリカの商談情報共有ツール導入

2024年10月22日16:10|ニュースCaseHUB.News編集部
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 製造業向けスキルマネジメントシステムを提供するSkillnoteは、社内外で必要な商談情報を共有するツール「DealPods」を導入した。10月22日、DealPodsを提供するマツリカが発表した。

 Skillnoteは大企業を中心にスキルマネジメントシステム「Skillnote」を提供している。同社のフィールドセールスチームでは、営業担当ごとの顧客へのアプローチ方法の違いや顧客対応スキルの差が受注リードタイムの差につながり、成果にばらつきが生じやすいという課題を抱えていた。その解決策として、研修や案件レビューによる人材育成に加えて、チーム全体で高水準の顧客対応を実現するための仕組みづくりを検討してきたという。

 DealPodsは社内での情報共有機能だけでなく、顧客への資料共有、資料閲覧データのトラッキング、商談プロセスにおける顧客側のタスク管理といった機能も備える商談情報共有ツールだ。Skillnoteは、営業担当者の活動だけでなく、顧客の購買活動も支援できる機能を備えている点を評価し、DealPodsを採用した。

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DealPodsのイメージ(出典:マツリカ)

 同社ソリューションセールスグループ営業統括部長の柳ヶ瀬雅春氏はDealPodsについて「(Skillnoteの導入提案では)関係者が多くの部門に跨るだけでなく、顧客に提供する資料も多種に渡り、バージョン更新も発生する。そのような複雑性の高いセールス活動で、顧客と常に同じ目線でアプローチできると感じた」と評価する。また、マツリカの担当者がセールスプロセスやセールステックに関する豊富な知見を持っていたことも、導入を後押ししたという。

 Skillnoteは今後、DealPodsを他のセールステックサービスやCRMツールと連携させ、「共有すべく情報が分散しないこと、多重入力にならないことを目指す」(柳ヶ瀬氏)。また、新規受注時だけでなく、アップセルやクロスセルにもDealPodsを活用していく方針で、必要な機能追加をマツリカに対して積極的に要望していくとしている。

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