Sky、オンプレミス型AI基盤で開発加速 機密データを保護し構築負荷を軽減

2026年6月11日09:00|ニュースCaseHUB.News編集部
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 Skyは、社内ワークフローの効率化とソフトウェア開発の加速を目的に、オンプレミス型AI基盤「HPE Private Cloud AI」を採用した。2026年6月10日、Skyが発表した。機密データを外部に出すことなく安全にAIを活用できる環境を確保し、開発者が自由にAIを利用できる体制を整えた。今後はAIエージェントによる自律的なタスク実行への発展や、受託開発およびSI事業への展開を進め、組織全体へのAI活用の浸透を目指す。

 Skyは、業務系システム開発をはじめ、自動車やデジタル複合機などの製品に組み込まれるソフトウェア開発や検証業務に携わっている。自社パッケージ商品の企画・開発のほか、顧客のDX推進やITインフラ整備をサポートするSI事業を展開し、社内でもAIの活用や技術向上に向けた取り組みを積極的に進めている。

 同社では、開発業務や社内ワークフローにおけるAI活用を推進する一方で、顧客の業務データやシステム情報といった機密性の高い情報の厳格な管理が課題となっていた。そのため、データを外部へ流出させるリスクを排除しつつ、開発者が自由にAIを活用できるセキュアなオンプレミス環境の迅速な構築が求められていた。

 そこでSkyは、HPEとNVIDIAが共同開発した企業のAI実装・活用に特化したプライベートクラウド基盤であるHPE Private Cloud AIの採用を決めた。AIに必要なハードウェアとソフトウェアが統合されている点を評価し、システム構築にかかる負荷を大幅に削減できると判断した。

 導入にあたっては、1カ月という短期間でオンプレミスAI基盤の構築と検証を完了させた。さらに、月額従量課金モデルである「GreenLake Flex Solutions」を適用したことで、初期投資の抑制と柔軟な拡張性の両立を実現している。

 新基盤の導入により、Skyが開発するほぼすべてのシステムにAIを組み込む体制が整備された。データを安全に保護しながら開発業務を効率化する環境が整ったことで、ソフトウェア開発のさらなる加速が見込めるとしている。

 今後は、AIエージェントによる自律的なタスク実行といった高度な活用への発展を目指す。同時に、自社内での運用で得られたノウハウを生かし、受託開発やSI事業への展開を加速させることで、組織全体におけるAI活用をさらに浸透させていく。

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