住友生命、健康増進型保険をデータドリブンでブラッシュアップ Snowflakeを採用

2024年9月9日08:35|ニュースリリース公開日 2024年4月23日|ニュースCaseHUB.News編集部
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 住友生命保険(住友生命)は、健康増進型保険「Vitality」のデータ分析基盤に、Snowflakeが提供するデータクラウドを採用した。2024年4月23日、Snowflakeが発表した。データ分析の高速化や利便性の向上を実現したという。

 住友生命の主力商材である健康増進型保険「Vitality」は、加入者数が129万人を超えた。同社はVitality会員の健康診断データや運動履歴などの膨大なデータを分析し、サービスの向上に役立ててきたが、既存システムではデータ分析が円滑に進まないケースが散見されるようになっていたという。特に会員IDと関連データの結合には時間とコストがかかっていた。

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システム構成のイメージ

 そうした課題の解決策として、住友生命はSnowflakeのデータクラウドを採用した。膨大な量のデータを高速かつ効率的に処理できる点や、保守運用のしやすさやセキュリティの充実度などを評価したという。

 データクラウドの導入により、ファイルの結合にかかる時間が数十分から数分に短縮され、年間で約50%のコストダウンも見込む。Snowflake製品の活用を拡充し、健康増進型の新たな保険商品やサービスの開発でも、Snowflake製品によるデータ活用に取り組む方針だ。

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